共働きエンジニアの時間を生む家電と道具の選び方

勉強や副業の時間を確保しようとすると、まず削りたくなるのが睡眠時間です。でも、その前に見直したいのが家事にかかる時間です。

家事の一部を家電に任せると、毎日の数十分が「じぶんの時間」や「家族と過ごす時間」に変わります。エンジニアの言葉で言えば、家事の自動化です。この記事では、時間を生み出す効果が大きい家電と、選ぶときのポイントを紹介します。

まずは「毎日・繰り返し・手作業」の家事から

自動化の対象を選ぶときの考え方は、仕事と同じです。毎日発生し、手順が決まっていて、人がやる必要がない作業から置き換えると、効果が大きくなります。

家事 置き換える家電 減らせる手間の目安
食器洗い 食器洗い乾燥機 毎食後の洗い物と拭き上げ
洗濯物を干す・取り込む 乾燥機付き洗濯機 干す・取り込む作業と天気の確認
床掃除 ロボット掃除機 掃除機がけの大部分
夕食の調理 電気圧力鍋・自動調理鍋 火加減を見ている時間

家族の人数や住まいによって、効果の大きいものは変わります。一番時間を取られている家事から順に検討してみましょう。

食器洗い乾燥機を選ぶポイント

食洗機は、時短効果を実感しやすい家電の代表です。

  • 容量は家族の人数+予備で選ぶ。 小さすぎると1日に何度も回すことになり、結局手洗いが残ります。子どもの食器や調理器具も入れることを考えて、余裕のある容量を選びましょう。
  • 据え置き型かビルトイン型か。 賃貸なら工事の少ない据え置き型、持ち家やリフォームの予定があるならビルトイン型も候補になります。据え置き型は、設置スペースと給水方法(分岐水栓かタンク式か)を事前に確認しておきましょう。
  • 乾燥機能の有無。 乾燥まで任せられると、拭き上げと片付けの手間も減ります。

乾燥機付き洗濯機を選ぶポイント

小さな子どもがいると、洗濯物の量は一気に増えます。干す・取り込む・たたむのうち、前の2つをなくせるのが乾燥機付き洗濯機です。

  • ドラム式か縦型か。 乾燥機能を重視するなら、一般的にドラム式のほうが仕上がりや電気代の面で有利です。
  • 設置スペースと搬入経路。 ドラム式は本体が大きく、防水パンのサイズや扉の開く向き、玄関から設置場所までの通路幅で入らないことがあります。購入前に必ず採寸しましょう。
  • お手入れのしやすさ。 乾燥フィルターの掃除は毎回必要です。手入れが簡単な構造かどうかも、長く使ううえで大切なポイントです。

ロボット掃除機を選ぶポイント

ロボット掃除機は、床に物を置かない習慣とセットで効果を発揮します。

  • マッピング機能。 部屋の形を記憶して効率よく掃除するタイプは、掃除の抜けが少なく、時間も短く済みます。
  • 自動ゴミ収集ステーション。 本体のゴミを自動で吸い上げてくれるタイプなら、ゴミ捨ての頻度を大きく減らせます。
  • 段差とラグへの対応。 子ども部屋のマットやラグを乗り越えられるか、事前に確認しておきましょう。

おもちゃが床に散らかっていると、ロボット掃除機はうまく動けません。「寝る前に床の物を片付ける」を家族のルーティンにすると、掃除機の効果も子どもの片付け習慣も一緒に手に入ります。

高い家電を「時給」で考える

時短家電は、決して安い買い物ではありません。迷ったときは、生み出される時間を時給に換算して考えるのがおすすめです。

たとえば、1日20分の家事がなくなるとすると、1年でおよそ120時間になります。家電を5年使うなら600時間です。その時間で勉強や副業、家族との時間を得られると考えると、価値の大きさが見えてきます。

もちろん、家計の状況は家庭ごとに違います。パートナーと相談しながら、一番効果の大きいものから1つずつ導入していきましょう。

まとめ

  • 自動化するなら、毎日・繰り返し・手作業の家事から
  • 食洗機は容量と設置方法、洗濯乾燥機は設置スペースと搬入経路を必ず確認する
  • ロボット掃除機は「床に物を置かない」習慣とセットで導入する
  • 迷ったら、生み出される時間を時給で考える

家事の時間が減ると、その分だけ「じぶんの時間」が増えます。毎日の時間を取り戻す、いちばん確実な投資です。